ディスレクシア 101

tumblr_inline_mznoaxIOlg1qimkuhディスレクシア識字障害、と一口で言っても、結局それって一体どういうものなの、という人は多いと思います。The Inside Lane というサイトで見つけたこのインフォグラフを以前Twitterで紹介して、結構反応があったので、少しでもディスレクシアの全体像を把握する一助になればと思い、翻訳してみることにしました。なお、このインフォグラフのソースは、イギリスの aboutdyspraxia.com というサイトらしいのですが、残念ながらこちらは現在サイトそのものが存在していません。

このインフォグラフの上に日本語訳を上書きしてインフォグラフを作りなおせば一番見やすいとは思いますが、現在そこまで手を入れるリソースがないので、今回は英語の情報抽出とさくっとした日本語訳のみをアップします。

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才能であり障害でもある”Disorientation” (2)

6871553868_4be5ac847d_k先日、「才能であり障害でもある”Disorientation”(1)」と題して Ron Davis氏の著書およびサイト記事を紹介しました。(1) と書いてあるからには当然 (2)がなければダメだろう、ということで今日はあの記事の続きを書きます。

前回の記事では、ディスレクシアやADDがどのような思考回路をもち、どのような理由で混乱に陥り、結果として彼らの「才能」が現実社会でどのような「問題」になっていくかまで書きました。

この記事ではもう少し彼らの各感覚器官が実際にどのような影響を受けているのか、Ron Davis氏のサイト記事を参考に一つ一つ見て行きたいと思います。

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【シンガポール】英語フォニックス・読解クラス 子どもの識字介入クラス

少々タイムリーに、ディスレクシア児童専門の個人レッスンに関する広告が目にはいったので紹介します。

英語フォニックス・読解クラス 子どもの識字介入クラス

via 英語フォニックス・読解クラス 子どもの識字介入クラス – シンガポール の「レッスン」 | シンガポール掲示板.

「英語が読めないあるいは、識字が難しいと感じる子供たちに教えるのを専攻しています。

ローカルの学校で教師として勤めていました。Ministry of Education(教育省)の訓練を受け、シンガポールのNIEから教育学の学位を取得しました。そして、イギリスの失読症とリテラシー国際教育学の学位(International Teaching Diploma in Dyslexia and Literacy from Dyslexia Action)も持っています」

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才能であり障害でもある”Disorientation” (1)

6871553868_4be5ac847d_k(イメージソース:https://flic.kr/p/btdvyG on Flickr)

ディスレクシア研究で有名な研究者の1人に、著書 The Gift of Dyslexia で有名な、Ron Davis 氏がいます。彼が設立したDavis式を導入している Davis Dyslexia Association International のサイトでは、ディスレクシアの特徴として、ディスレクシアを次のように定義しています。

Dyslexia varies greatly from individual to individual. Problems with reading and spelling are the most common signs, but will usually be accompanied by other problems as well as special abilities. Dyslexics usually excel in some areas while being deficient in others. Most of these strengths and weaknesses originate from the same cause — disorientation.

(Ron Davis “Is it Dyslexia?” Davis Dyslexia Correction Center)

「ディスレクシアの症状は個人差が大きい。最も良く見られる症状として読み書きの困難が一番にあげられるが、通常はそれだけではなく他の症状と共に、特別な才能を持ちあわせていることも多い。ディスレクシアは、通常ある特定の分野に特化した才能を持ち合わせる一方で、他方においてはまったく不足している、という傾向を持つ。これらの強みと弱みは、どちらも同じ理由、すなわち”Disorientation”を根っこにしている」

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OSが違う子供たち

1-2013-09-04 19.34.32-2息子たちのADHDやLD(学習障害)が発覚した最初の数年間、私や私の家族の悩みは、息子たちが「障害」を持ってることは理解できても、何故そうなのか、知能的には問題がないのに何故、ある特定のことについてだけ「(普通なら簡単に出来ることを)できないのか、分からないのか」、それが分からない、ということでした。散々悩んだ私が最後に辿り着いた解釈が、もしかしてLD(学習障害)およびADHDを持つ子供たちはそもそも私たちその他大勢と「OS(オペレーティング・システム)が違う」のでは?ということでした。

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ディスレクシアの子供たちには文字がどんな風に見えているのか?

ディスレクシア(識字障害)の子供たちには文字がどんな風に見えているのか?(英語)
What is it like to have dyslexia?


障害を持たない私たちにもわかりやすいようにアニメーション化されているので、子供がLD(学習障害)、特にディスレクシアであると診断されて一体何が起きているのかわからない、という保護者の皆さんにオススメ。英語がわからなくても、とりあえずビジュアル的に「こんな風に見えてるんだ!(゚Д゚)」と思えるだけでも今後、ディスレクシアに対応していくために意味があると思います。